西田順天堂内科

　院長の著書

　私の専門は循環器内科ですが、約３５年前に開業して以来、現代医学だけでは病気を治せない事に気付きました。日常の症状としては最も多い「肩こり」を治せないのです。
　東洋医学を勉強する内に“東洋医学にも優れた一面がある”事に気付きました。現在、現代医学で治せない病気に悩んで居られる方々に役立ててもらおうと、東洋医学の優れた所を著書として書き残したのが、私のプロフィルの列記した拙著です。

●●著書の簡単な紹介

『東洋医学見聞録・上巻』医道の日本社　１９９９年

『東洋医学見聞録・中巻』医道の日本社　２００４年

『東洋医学見聞録・下巻』医道の日本　　２００７年

　･･･以上の三巻は、東洋医学の優れた面を、それぞれの疾患の治療法を約10年間に渡って、エッセイ風に書き綴ったものです。三巻を併せると、ほぼあらゆる疾患に針灸治療で対応できると思われます。難病の治療に悩む針灸師と医師に、また一般人にも参考になると思います。

『図解・経筋学　―基礎と臨床―』　東洋学術出版　2008年

　･･･「経筋」とは、東洋医学の「筋肉関節組織」のことです。筋肉関節痛を治す治療学について、詳しく解説した書物です。高齢化社会になり、神経痛や関節痛に悩む方が多くなってきました。臨床家に役立つと思います。

「繊維筋痛症は針灸治療で治せる」　たにぐち書店　2008年

　･･･現代医学では線維筋痛症は難病に指定されていますが、針灸治療で簡単に治す事が出来ます。線維筋痛症の原因、その治療法を解説したものです。“難病”という固定観念を捨てて、頭のチャンネルを切り替えると、新しい治療法が見つかります。

「瘀血を治す」ヒューマン　ワールド社　2008年

　･･･「瘀血」とは、末梢の静脈性循環障害のことです。静脈の血液の流れが悪いために、いろいろな病気は治りにくいのです。例えば、あらゆる種類の神経痛、難治性皮膚病、アトピー性皮膚炎、帯状疱疹後の頑固な神経痛などです。古血を出すことで、症状は急速に改善してゆきます。

針灸一穴療法　共著　東洋学術出版　2008年

　･･･ただ一つの穴(つぼ)に刺すだけで、多くの病気を治す事が出来るのです。実践に役立つ針灸書です。

抜缶療法の臨床応用　ヒューマン　ワールド社　2009年

　･･･抜缶療法とは、陰圧吸引療法のことです。皮膚に吸盤をつけて陰圧で減圧（30～40mm水銀柱）することによって、肩こり、あらゆる種類の神経痛を軽減します。血流が良くなるからです。自分で出来る治療法でもあります。

「遠位置針―患部運動療法」ヒューマン　ワールド社　2010年

　･･･病所とは、遠く離れた部位に刺針することによって関節痛など、色々な痛みを取り去る治療法です。例えば、左の肩関節痛があるとき、右の下肢に刺針し、患部を運動すると痛みは軽減します。この様な原理は身体のあらゆる部位に応用できます。この事について、理論と実際について解説したものです。きっと臨床に役立つと思います。

奇経療法の臨床応用　たにぐち書店　2011年

　･･･身体には奇経八脈というラインがあります。このラインにはそれぞれ主治穴と呼ばれるツボがあります。この主治穴を使って、全身の病気を僅かに八つのツボ（主治穴）で治す事が出来ます。著者自身のアレルギー性鼻炎をこの奇経療法で治した経験から、本著を公開する必要を感じました。

「運動器疾患」の針灸治療　東洋学術出版社　2012年

線維筋痛症の診断と針灸治療　ヒューマン　ワールド社　2012年

うつ病の針灸治療　ヒューマン　ワールド社　2013年

「直立二足歩行」による障害と、その針灸治療　
　　　　　　ヒューマン　ワールド社　2017年

刺鍼治療によるペイン・クリニック　
　　　　　鍼灸治療による疼痛治療研究会　2017年

腰痛のハリ治療　
　　　　　株式会社高知新聞総合印刷　2017年

肩こりとクビの痛みにハリ治療　　
　　　　　株式会社高知新聞総合印刷　2018年